2025.10.15
五感の生活
食事

ハートライフ初生 秋をお届け 旬の味覚を満喫 第二段さんまの混ぜご飯

静岡県浜松市中央区初生町のサービス付き高齢者向け住宅ハートライフ初生では、季節を五感で感じていただくことが出来る取り組みの一環として、毎月様々な食事イベントをご提供させていただいています。
今回は、秋の訪れを感じる食事イベント第二段、「さんまの混ぜご飯」のご様子をご紹介させていただきます。

有料老人ホーム_静岡

秋の風物詩 秋刀魚

浜松市老人ホーム_秋をお届け旬の味覚を満喫第二段さんまの混ぜご飯段々と秋の訪れを感じ、旬の魚・秋刀魚が美味しい季節となりました。
昨年は秋刀魚が不漁だった事で高騰し、なかなか食卓に並ぶ機会が少なかったという事もあり、お客様からも「秋刀魚が食べたいね」という声を多くいただいていました。
その想いにお応えし、今年は皆様と一緒に秋刀魚の混ぜご飯を作り、秋を味わっていただく時間を設けました。

お客様と混ぜご飯作り

浜松市老人ホーム_秋をお届け旬の味覚を満喫第二段さんまの混ぜご飯

浜松市老人ホーム_秋をお届け旬の味覚を満喫第二段さんまの混ぜご飯浜松市老人ホーム_秋をお届け旬の味覚を満喫第二段さんまの混ぜご飯浜松市老人ホーム_秋をお届け旬の味覚を満喫第二段さんまの混ぜご飯今回はただ召し上がっていただくだけではなく、お客様にも調理の工程からご参加いただきました。
当日は職員が付き添いながらお客様自身の手で秋刀魚を焼きあげ、薬味の準備もしていただきました。
また、前日から舞茸を手で細かく割いていただく作業も行い、「専業主婦だった時はこうやって支度してたのよ」と昔を懐かしみながら誇らしげなご様子で準備されていました。
調理が進むと、自然と主婦として家事を担っていた頃の思い出話に花が咲き、包丁捌きや食材を扱う姿にどこか懐かしさと喜びが入り混じったような温かい雰囲気が広がっていきました。

香り・味・思い出が広がる一杯

浜松市老人ホーム_秋をお届け旬の味覚を満喫第二段さんまの混ぜご飯浜松市老人ホーム_秋をお届け旬の味覚を満喫第二段さんまの混ぜご飯 厨房ではお客様が準備して下さった舞茸入りの桜ご飯を炊き、焼いた秋刀魚とご飯のご対面です。
秋刀魚と舞茸の旨味がギュッと詰まった混ぜご飯が完成すると、皆様が切って下さった大葉と生姜をトッピングして完成です。
「秋刀魚は焼き魚が一番だよ」と半信半疑だったお客様も、一口召し上がると「いけるね」と嬉しいお言葉をいただきました。
旬の味覚をご自身で調理され、美味しさも喜びもより一層感じることが出来た様に感じました。

お客様のコメント

90代女性「秋刀魚は良く食べたけど、混ぜご飯は初めて」

80代男性「秋刀魚は七輪で焼いても美味いんだよ」

90代女性「舞茸と秋刀魚の香りがしっかり出てるね」

担当者のコメント

包丁を握ったり、魚を焼いたり、舞茸を手で割いたりといった一つ一つの作業の中で、「昔はこうして家族のために料理をしていたのよ」と、皆様方から自然と当時の思い出が飛び交っていた事がとても印象的でした。五感を使って調理から関わる事で、香り・音・手触りを通じて記憶が呼び起こされ、「思い出と今の暮らしが交わる特別な時間」として楽しんでいただけたのではないかと感じます。
今後もこうした取り組みの中で、「できる事」「楽しむこと」が増えていくような時間を大切にしていきたいと感じました。

このイベントを行っている老人ホームは

ハートライフ初生(浜松市中央区・サービス付き高齢者向け住宅)

ハートライフ初生有料老人ホーム_静岡

 

静岡県_デイサービス