ハートライフ初生　秋をお届け旬の味覚を満喫　第三弾

静岡県浜松市中央区初生町にあるサービス付き高齢者向け住宅ハートライフ初生では、日々の暮らしの中で季節を感じながら、「食べる楽しみ」や「ほっとする時間」を大切にしております。
今回は、秋の訪れを感じていただく食事イベント第三弾として、「銀杏と海鮮の茶碗蒸し」をご提供させていただいた際のご様子をご紹介いたします。

秋の食材「銀杏」を使った海鮮茶碗蒸し

秋を満喫出来る食事イベントの第3弾として、今月は「銀杏と海鮮の茶碗し」をおやつの時間にご提供させていただきました。今回も前日からお客様に材料の下ごしらえをお手伝いいただきました。
・銀杏に火を通して皮を剥く作業
・銀杏の甘皮を剥く作業
・椎茸や三つ葉を皆様の食べやすい大きさに合わせて切る作業
これらの工程を職員と一緒に行っていただきました。
銀杏に火を通して殻を割る作業では、独特の香りに「やっぱり癖のある香りだね」と苦笑されつつも、「昔は親によく頼まれて拾ったもんだよ」「子どもはあまり食べ過ぎないようにと言われたよね」と、銀杏をきっかけに昔話が次々と飛び出し、楽しそうに手を動かしていらっしゃいました。
甘皮を剥く作業では特に皆さま真剣で、「これでどう？」「あ、ここに少し皮が残っているわ」とお客様同士で確認し合いながら、手間のかかる作業にも妥協せず、とても丁寧に銀杏の下ごしらえをしてくださいました。

海の幸が彩る秋の贅沢メニュー

当日は、大粒の海老と蟹を贅沢に使用し、お客様が食べやすい大きさに切り分けた後、前日に準備しておいた銀杏や椎茸と合わせて器に丁寧に盛り付けました。卵液をしっかりと混ぜてこし、滑らかに仕上げてから流し入れると、具材たっぷりの贅沢な茶碗蒸しが徐々に形になっていきます。海鮮の旨味と秋の恵みが詰まった茶碗蒸しは見た目にも華やかで、お客様からは「わあ、豪華だね～」「今日は何かお祝いですか？」と、テーブルのあちこちから嬉しそうな声が上がっていました。
盛り付けが終わると、最後に厨房へ。今回も厨房スタッフのご協力のもと、お客様全員分の茶碗蒸しを一度に蒸し上げていただきました。プロの手でふっくらとなめらかに仕上がる様子を眺めながらも、「なんだかワクワクするわね」「しっかり固まるかしら」と、ドキドキと期待が入り混じった表情で出来上がりを楽しみにされていました。

お待ちかねの実食タイム

蒸し上がった茶碗蒸しには、仕上げとしていくらと三つ葉を彩りよく散らしました。器の中には秋の恵みと海の幸が美しく揃い、思わず見入ってしまうほどの華やかさです。「うわ～美味しそう」「綺麗だね」と、出来立てを前に嬉しそうにスプーンを手に取られ、一口召し上がると、「蟹の出しが効いてるね」「これはご馳走だね」と自然に笑みがこぼれていました。銀杏の香りや海鮮の旨味、ふんわりとした卵の食感が重なり、まさに「秋のご馳走」をゆっくり味わう、心温まるひとときとなりました。

お客様のコメント

90代男性「銀杏も蟹もしっかり味がして美味しい」
80代女性「午前中から作ったかいがありました。」
90代女性「色んな具材が入っていて美味しい」

担当者のコメント

今回のおやつレクリエーションでは、銀杏や海老、蟹、いくらをふんだんに使った贅沢な茶碗蒸しを、お客様と一緒に作ることができました。具材が多く、切る作業や銀杏の甘皮を剥くなど手間のかかる工程もありましたが、お客様がとても真剣に、かつ楽しみながら取り組んでくださった姿がとても印象的でした。お客様からも「とても豪華で美味しかった」と喜んでいただけました。今後も皆さまに楽しんでいただける食事イベントを企画してまいりたいと思います。

このイベントを行っている老人ホームは

ハートライフ初生（浜松市中央区・サービス付き高齢者向け住宅）