介護施設の職員が気を付けていること

2021.10.19

老人ホームにご家族様が入所された後、どのような生活をするか気になる方も多いと思います。特に健康面は年齢を考慮すると不安に感じる方も多いのではないでしょうか?そんなご家族様の代わりの施設の職員では入居者様の健康状態について見守っています。

体温、血圧

毎日体温、血圧を測定しています。毎日測定しているので、職員も一人ひとりの普段の血圧も把握するようになり、少し血圧が高い日、低い日なども気づくようになります。血圧が正常範囲内に無かったり、普段とは違う様子の日には再度測定します。場合によっては主治医に連絡して指示を仰ぐこともあります。

また、職員がお客様の手を握る場面も多いため、発熱時にいつもと様子が違うことにも気づくことが多いです。人によってはご自宅での生活よりも健康面での変化に対する気づきは早いのではないでしょうか。

本人の訴え

職員と入居者様の関係ができてくると、入居者様もいろいろなことを話してくれます。ちょっとした手のしびれを訴えた方をよく観察すると、歩行時にややふらつきがみられたため、主治医に連絡、軽度の脳梗塞が見つかったというようなケースもあります。また、認知症の方が落ち着かない様子になっていたため、トイレに誘導すると失禁していたといった話もよく聞きます。普段の会話や観察の中で職員は「いつもと違う」ことを把握し、その原因を突き止めるよう努めています。

食事量

全ての施設で一人ひとりの一日三食の食事量を記録しています。食事量は健康管理のバロメーターとも言えるため、食事量の減少については特に注意を払い観察しています。

排泄状況

プライバシーに配慮しながら可能な限り排泄状況について確認し、記録しています。高齢になると腸の活動が低下し、便秘になりがちです。特に認知症の方は排便不良から不穏状態となるケースも多く見られるため、医師と相談し下剤を処方していただいている方も多いです。

プレミアムハートライフ、ハートライフでは

施設長、施設職員、ケアマネジャー、看護師が連携して情報交換をしています。大規模な施設ではインカムを導入して即時の対応が可能です。また、個々のバイタル状況はデータ化されているので、気づきにくい体調の変化を長期でも観察し、把握することもできます。

また、入居者様の表情や歩く様子なども注意して観察しています。体は悪くなくても、職員が知らない間に他の入居者と険悪な関係となり暗い表情となってしまった方など、精神的に落ち込んでしまうようなことについても把握、フォローに努めています。居室に訪問した際の部屋の様子などからも、精神状態や認知症の進行度合いを把握したり、入浴の介助をする際は皮膚の状態などもさりげなく、しっかりとチェックしたりと、常にお客様を見守り、その状態の変化を見逃さないように配慮しながら日々の業務に励んでいます。