施設での食事について

2021.10.12

施設職員は毎食の入居者の食事量をチェックしていると事がほとんどです。それは食事摂取量から健康状態の変化に気づくことが多いからです。その為施設では、入居者一人ひとりの状態や好みに合わせて食事提供しています。

日々の健康に配慮したメニュー

施設入所される高齢者の多くは何らかの基礎疾患を抱えており、健康に配慮された食事であることが大切です。そのため、普通食であっても塩分や硬さに配慮されています。また、彩に配慮したり、季節の食材を取り入れたりと、見た目や演出でも食欲がわくように配慮し、少しでも食事を摂りやすいように配慮しています。

中には炊き立てのご飯にこだわるような施設もあり、食事時間の直前に炊き上がるように準備しているところもあります。炊き立てを出すようになってから、食の進みが以前よりもグンとよくなったという話も聞きます。

食事形態の変更

介護状態になり物を飲み込む力=嚥下能力が低下する方は少なくありません。食事形態では主食であるご飯は状態により普通、軟飯、お粥、ミキサー粥といった形態、おかずも普通、一口大、刻み、極刻み、ペーストといった形態がよく見られます。さらに刻み食には飲み込みやすいように、あんかけ状のとろみがかけられ、むせないように配慮することもあります。お茶やみそ汁もその状態に合わせてとろみを段階的につけることがあります。

また、病状によっては禁止されている食材や塩分制限など、食事形態の変更が必要な場合があり、減塩食、糖尿食、透析食といった形式で提供されます。

「魚が苦手」という方や、「朝はパンを食べるのが習慣」といった、個人の好き嫌いや習慣に合わせて対応している施設やメニューを選べる施設もあるので、事前に確認すると良いでしょう。

自助具の仕様

介護が必要な状態であっても食事はできる限り自分で食べたいと考える方が多いです。箸で食べにくい方にはフォークやスプーンが用意されるなどの配慮がされています。また、脳梗塞等の後遺症で麻痺が残るなど、手を思うように動かしにくい方用に握りの部分に加工が施されたスプーンもあるので、状態に合わせて使用している方もいます。

イベントなどの特別食

施設では様々な形でイベント食を提供しているところが多いです。季節性を取り入れた食事を提供しているところが多く見られます。普段は食があまり進まず残される方も「お寿司は大好き」と完食するような光景をよく目にします。施設では少しでも食べることの喜びを感じてもらえるようにと様々な工夫を凝らし、取り組んでいます。

アクタガワのそば打ち

有料老人ホーム_静岡

アクタガワの、施設の食事の大きな特徴は「蕎麦打ち」です。五感の生活のコンセプトに基づき始まったこの蕎麦打ちは、職員が研修を通じて社内資格の蕎麦打ち検定を受験し、合格した者だけがお客様に提供することを認められています。目の前で打たれた出来立ての蕎麦はいつも好評で、各施設バリエーションを増やしながら入居者様にお楽しみいただいています。

毎月のお楽しみ「ぺんぎん食堂」

有料老人ホーム_静岡

初夏のうな丼定食

プレミアムハートライフ、ハートライフの毎月のイベント食、ぺんぎん食堂は入居者様のお楽しみの一つ。旬の食材を目の前で調理してもらい、味わっていただいています。