施設入所中の入院について

2021.10.12

施設入所中、様々な理由で入院となる方がいます。救急車で搬送されるケースもありますが、入院中は医療による支援対象となるため、介護保険でフォローをすることができません。そのため、入院中も家族に代わって様々な支援をできる施設は少ないと言えます。

施設により異なる

特養や介護付有料老人ホームなどの施設では入院となっても、居室料等を払うことでそのまま居室(ベッド)はキープできるところが多いようです。しかし、一定の期間経過しても退院の見込みがない場合や、しばらく期間がかかると判断された場合、一旦退去を求められる場合があります。その判断は施設とその入居者の状態などを考慮しながら対応するためケースバイケースとも言えます。施設や病院と相談しながら判断する必要があります。

なお、サ高住についてはその多くが賃貸借契約のため、入院となっても退去しなければならないという法的なルールはありません。しかし、現実的には医療的な対応が必要になると予測されるなど退院後の生活が難しいと判断される場合や、戻るまでに長期間を要すると判断される場合には、施設側から打診されることもあります。長期間に渡り入院費と施設の居室料を支払う負担もあるので、一旦退去して、可能であれば退院後やリハビリ後に再入居というのも一つの選択肢と言えます。

入院中の対応

入院しているときは、基本的に介護施設は直接関与することはできません。そのため、家族が対応することになります。例えば入院中の治療の判断などはもちろんですが、入院中の病室で使う物の準備や衣類の洗濯などは家族が対応することとなります。施設が入院時の支援として行えるのは、病院から指示された衣類等を施設で使っているもので用意したり、施設で飲んでいる薬をまとめ、病院にお渡しする準備などです。

施設に戻れる状態か?

退院後に施設に戻れるかどうかは、その施設における医療対応状況により異なります。24時間看護師が配置されているような施設では、ある程度医療依存度の高い方でも対応可能ですが、そのような施設は非常に少ないと言えます。退院に際しては施設、病院、ケアマネジャーが連携を取りながら必要な医療的な処置等について確認していきます。

また、店頭による骨折などで入院した場合はリハビリ病院や老健でリハビリをしてから施設に戻ることもあります。

長期の入院はいったん退去を求められることも

入院中は居室料などの基本料金を支払うことで、継続してその部屋を確保することができる施設が多いですが、入院が長期にわたる場合、施設からは一旦退去を求められる場合があります。入院が長期化する場合、継続してその施設で生活することができなくなっている可能性も高いためです。入院のした際は退院までの見込みなど病院、施設、ケアマネジャーと相談しながら判断することが必要となります。

アクタガワの施設の対応

プレミアムハートライフ、ハートライフでは、入院中や退院が近くなると連絡を取り、提携とも相談しながら受け入れ可能であるかの判断をしています。受け入れ可能であれば病院は家族と退院日の調整をします。施設では退院日決定の報告を受け、ケアマネジャーとの調整、食事の再開手続き、退院時の状態についての情報の共有と対応方法の検討等を行い、退院後も安心して生活いただけるよう態勢を整えています。