2023.11.8
五感の生活
イベント

ハートライフ初生 干し柿作り

静岡県浜松市北区のサービス付き高齢者向け住宅・ハートライフ初生に併設されている生活リハビリ初生で、毎年恒例の「干し柿作り」を行いました。今年も和歌山県のアートフルーツ農園様から渋柿が届きましたので、お客様皆様で分担し干し柿を作りました。今から干し柿の完成が楽しみです。

デイサービス_静岡

干し柿作り準備

浜松市老人ホーム_干し柿作り浜松市老人ホーム_干し柿作り綺麗な四角い柿ですが、渋柿です。まず、柿のヘタを手で綺麗に取り除きます。初めて干し柿を作る方もいらっしゃったので、初めての作業になりました。

柿の皮むき

浜松市老人ホーム_干し柿作り浜松市老人ホーム_干し柿作り久しぶりに包丁を使う方もいらっしゃいましたが、一つの皮になるように剥いていらっしゃいました。

柿を紐で縛ります

浜松市老人ホーム_干し柿作り浜松市老人ホーム_干し柿作り浜松市老人ホーム_干し柿作り細かい作業ですが、1つ1つ丁寧に縛ることが出来ました。

熱湯で消毒作業

浜松市老人ホーム_干し柿作り熱湯で5秒程度お湯の中に入れて、消毒をしていきます。

柿を干す準備をします

浜松市老人ホーム_干し柿作りまず、屋内で竹に消毒作業が終わった柿を干していきます。柿同士がくっつかないように気を付けて並べていきます。

屋外に柿を干していきます

浜松市老人ホーム_干し柿作り皆様で竹に柿を並べたので、落とさないように屋外に持っていき、軒下に干しました。

お客様のコメント

80代男性「久しぶりに包丁を使ったよ」

80代女性「渋柿だけど四角い柿なんだね」

90代男性「今から干し柿を食べるのが楽しみだな」

90代女性「初めて干し柿を作ったよ」

担当者のコメント

ハートライフ初生では、毎年恒例の干し柿作りを行いました。干し柿は、気温が低くなってきて空気が乾燥してきた毎年10月下旬から11月上旬が時期になります。初生では干し柿作りが11月の訪れを知らせてくれています。皆様が役割分担をして作った干し柿を、今からいただくことができる時をとても楽しみにしています。

作業療法士からのコメント

この干し柿作りは、初生にとって五感を刺激し、11月の訪れを知らせてくれる大切なレクリエーションとなっています。準備では、指先の巧緻性を使い、感覚も重要になってきます。柿の皮むきでは、包丁を使い目と手の協調性が必要であり、過去に包丁を使った記憶を呼び覚ますものでもあります。柿を紐で縛る作業では、指先の力が必要になってきます。熱湯で消毒作業では、柿を熱湯に入れる際に、鍋の底に柿が付かないように、また5秒という時間で行う為、空間の認識や時間の感覚が重要になってきます。柿を干す作業も柿がくっつかないようにバランス感覚が大切になってきます。干し柿作りというレクを介すことで、五感を刺激し、季節感を味わうこと、昔を思い出しコミュニケーションが生まれ、「回想法」として過去の記憶を思い出すことで脳に刺激を与え、認知症の進行を緩やかにすることが期待されています。

有料老人ホーム_静岡

このイベントを行っている老人ホームは

ハートライフ初生(浜松市北区・サービス付き高齢者向け住宅)

ハートライフ初生

 

静岡県_デイサービス