2024.4.15
五感の生活
外出

ハートライフ初生 春の散歩と短歌

※記念撮影のため、マスクを外して撮影しています。

ハートライフ初生に併設されている、生活リハビリ初生デイサービスセンターでは、春の自然を見つけに散歩に出かけました。出かけた日は桜の咲き始めの時で満開の桜ではありませんでしたが、華やかな春の始まりを感じる事ができました。今回は、その様子とS様からの感想と短歌を紹介いたします。

有料老人ホーム_静岡   

春をみつけに

浜松市老人ホーム_春の散歩と短歌浜松市老人ホーム_春の散歩と短歌浜松市老人ホーム_春の散歩と短歌浜松市老人ホーム_春の散歩と短歌S様より「春の散歩」感想

「満開の桜は綺麗で目を奪われる美しさだけど、あとは散ってしまう儚さや淋しさを感じる。でも、今日みたいな蕾や少しほころび始めた花をみると、これからどんどん咲き誇っていく希望やワクワク感を感じることができる。満開を見せられなかったって謝ってくれたけど、こんなに素敵な日に連れて行ってくれてありがとう。」施設に戻った時に、お客様から心温まるお言葉をいただきました。

翌日

浜松市老人ホーム_春の散歩と短歌「昨日はどうもありがとう。とても綺麗で、これからどんどん花開いていく桜に勇気をもらった気分。ゆうべは嬉しくて、短歌を詠んだから是非見て頂戴ね。」
美しい短歌をプレゼントしてくださいました。

「春の陽に 開き初めし うす紅の 桜の花は ほのかな香り」

「ぼちぼちと 蕾を開く 一、二、三、満開までの 待つ間の希望」 

「ぼちぼちと 蕾を開く 一、二、三、咲き盛るまで 続く楽しみ」

S様は、一週間に二首ほどデイサービスでの出来事を短歌にし、友人同士で作品を見せ合い交流を深めています。題詠を決め、ふと閃いた言葉を常にメモに書き留めて、ハートライフ初生のお住まいで過ごす時間に、情景を思い浮かべながら言葉を紡いでいるそうです。どの短歌も心が澄み渡るような作品で、S様のお人柄に職員は毎作品魅了されています。

浜松市老人ホーム_春の散歩と短歌S様の生きがいを高める生活リハビリの取り組み

令和5年2月 デイサービスで仲良くなった方からのお声掛けで10年振りに短歌を詠む。
令和5年11月 デイサービスのレクリエーション「詩を詠む会」で短歌五首を発表する。
このレクリエーションを通して楽しさや喜びを感じ、現在に至るまで毎月二首短歌を詠み、他の方との交流を深め充実した日々を送っています。

お客様のコメント

90代女性「気持ちがいいね。ちょうどいい気温だよ。」

90代男性「蕾の桜もあって可愛いな。」

80代女性「チューリップも可愛いわね。綺麗に手入れされているわね。お花が嬉しそうよ。」

職員のコメント

満開の桜をお見せしたかったのですが、残念ながらお天道様と外出のタイミングがあいませんでした。ですが、お客様にはとても喜んでいただくことができ、とても美しい短歌をしたためてくださいました。アクタガワの生活リハビリは「趣味の再開や役割の獲得をし、生きがいを高める」ことが、目標設定にあります。S様は、「デイサービスで仲良くなった方が川柳を作っていて、その方からの力強いお誘いに勇気をもらい、10年程休んでいた短歌を再開することが出来た」と、仰っていました。これからも様々なレクリエーションから趣味の再開を創出することが出来るように、レクリエーションを工夫していきたいと思います。

有料老人ホーム_静岡

このイベントを行っている老人ホームは

ハートライフ初生(浜松市中央区・サービス付き高齢者向け住宅)

ハートライフ初生

 

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